「RoboMaster S1」は、DJI社から販売されているロボットトイです。
DJIが主催する国際ロボット大会「RoboMaster」から誕生した製品で、レースやシューティングなど、さまざまなゲームモードで遊びながらプログラミングを学べる高機能なロボットトイなんです。
「プログラミングは難しい?」「何歳から遊べる?」
そんな疑問をもつ教育者の方も多いのではないでしょうか。そこで本記事では「RoboMaster S1」でどんな遊び方ができるのか?どんなプログラミングが学べるのか?を解説します。
RoboMaster S1とは?
「RoboMaster S1」は、スマホで操作できるラジコン型ロボットです。
スマホ画面から内蔵カメラの映像を見ながらラジコンのように操縦でき、さらにブラスターからはゲル弾を発射することができます。発射音や反動がリアルで、戦闘マシンのような演出がクール。
日本では75,000円(税込)前後で販売されています。amazonでも購入できるので、気になる方はご確認ください。
【国内正規品】DJI RoboMaster ロボマスター S1
プログラミングはScratchとPythonに対応。カスタムスキルを作り、オリジナルのアクションを実行させることができます。
RoboMaster S1の遊び方
RoboMaster S1の基本的な遊び方は以下の3つです。
- レースゲーム
- シューティング対戦
- プログラミング
レースゲーム
現実の世界に自分でコースを作成し、スピードを競います。RoboMaster S1はスマホ画面で車載カメラの視点から操縦でき、迫力のある勝負を楽しめます。
さらには、付属のビジョンマーカーを設置することで、アイテムのように使うことができます。内蔵カメラでマーカーを認識すると、「スピードアップ」や「めまい」などの特別スキルを使用できるようになっており、戦略的なレースを展開できます。
ビジョンマーカーは数字・文字・特殊文字で構成される最大44種類。レースの戦略が広がります。
シューティング対戦
RoboMaster S1 にはゲル弾を発射するキャノンと圧力センサーを備えており、撃ち合いのバトルを楽しむことができます。
自分でプログラムしたカスタムスキルを使うこともでき、使いこなすことで対戦をさらに優位に進めることができます。
射撃バトルは、前述した国際ロボット大会「RoboMaster」の種目でもあります。大会種目は、攻撃ロボットやサポートロボットを駆使して自チームの基地を守りつつ、相手の基地ロボットを倒すことを目指す競技です。
大会の様子は非常に盛り上がっており、かなりの見モノです!
プログラミング
RoboMasterアプリでは、プログラムを手軽に作成してRoboMaster S1に組み込んだり、友達とシェアしたりできます。
プログラミング言語はメジャーなブロック型ビジュアルプログラミング言語Scratch 3.0、またはテキスト言語のPythonが使用できます。作ったプログラムをバトルで使えるのはワクワクしますね!
Scratchを使ったプログラミングのイメージ。命令が描かれたブロックを画面に並べることで、プログラムを作成します。

Pythonを使ったプログラミングのイメージ。アプリ開発にも使われる本格的なコーディング言語で、プログラムを作成します。

RoboMaster S1はロボットに搭載されたセンサーやハードウェアの機能が豊富で素晴らしく、人のジェスチャー認識や対戦相手のロボット認識、地面のライン認識、自動運転などさまざまな入力や動作をプログラムに使うことができてしまうんです!
ゲームの可能性を無限に広げて楽しむことができるんですね!
【まとめ】高機能で複雑なバトルとプログラミングが楽しめるヘビー系ロボットトイ
プログラミング学習ロボット「RoboMaster S1」を紹介しました!
非常に充実した機能とスペックの高さに、驚いた方も多いのではないでしょうか?遊び方次第で、子どもから大人まで楽しめてしまうロボットだと思いました!
今回ご紹介できたのはRoboMasterの数ある機能の中でもほんのわずか。さらにどんな遊び方ができるのか、またその他の製品について気になっている方は、DJI公式ホームページで最新の情報をチェックしてみてくださいね!