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「ダッシュくん」のプログラミングは難しい?遊び方や学べることを理系男子が解説!

楽しく遊びながらプログラミングを学べると噂のロボットトイ「ダッシュくん(Dash)」

アメリカのWonder Workshopから販売されている商品で、米国内では既に多くの教育現場で取り入れられているそう。スマホやタブレットのアプリを使って、ブロックプログラミングが遊べるようになっているんですよ!

「どんなことができるの?」「詳しい大人がいなくても大丈夫?」

そんな疑問をもつ方も多いのではないでしょうか。

そこで、ダッシュくんはどのような遊びができるのか?どんな種類のプログラミングが使えるのか?を調べてみたので実例を踏まえてご紹介していきます。

目次

ダッシュくんの基本スペック

ダッシュくんとは、アメリカのWonder Workshopから販売されているロボット教材。日本国内からは代理店を介して購入できます。対象年齢は6歳~

Wonder Workshop 【国内正規代理店】 プログラミングロボット ダッシュくん Dash Robot

丸々としたフォルムとカラーリングが何とも愛らしいです。

Dash & Dot Robots 公式PV

動画内でもスマホで遊ぶ様子が紹介されていますが、アプリはレベルに合わせた「GO」「Path」「Xylo」「Wonder」「Blockly」「Swift Playground」の6種類(※英語のみ)が用意されており、かなりたくさんの遊び方ができるようになっています。

それぞれのアプリでどんな遊び方ができるのか、さらに詳しく紹介していきます!

早速見ていきましょう。

【5歳~】「Go」「Path」「Xylo」でシンプルなゲームを楽しむ

「Go」のプレイ画面

最も基本的なアプリ「Go(ゴー)」では、スマホをリモコンのように使ってダッシュくんを動かすことができます。「進む」「曲がる」といった移動はもちろん、「ライトの色」「音」なども操作できるので遊びがいがありそうです。

「Path」のプレイ画面

2つ目のアプリ「Path(パス)」では、画面に直接ダッシュくんの進路を描くことで、ダッシュくんの移動をプログラミングすることができます。課題をクリアしていくと新しいマップが開放されていくシステムになっており、ゲーム感覚でロボットの楽しさを味わえます。

「Xylo」でシロフォンを演奏するダッシュくん

3つ目のアプリは「Xylo(ザイロ)」です。アプリ内で音楽のフレーズを作り、演奏させながら「順次」「繰り返し」といったプログラミングの考え方に馴染むことができます

本物の楽器で音楽を聞きながら曲を完成させていくのは、感覚的な楽しさがあります。子供の知っている歌を作ったりしても面白そうですよね!

ただし、このXyloで遊ぶには別売りのオプションパーツ「Xylophone(シロフォン)」を買う必要があるので、忘れないようにしましょう。

【8歳~】「Wonder」「Blockly」でプログラミング思考に触れる

「Wonder」のプレイ画面

「Wonder(ワンダー)」は、8歳くらいから初歩的なプログラミングの考え方に触れるのに適したアプリ。

独自のプレイ画面でアイコンをつなげてプログラムを作るアイコンプログラミングで、「順次」「繰り返し」といった概念を体験できます。

自由にプログラミングする「フリープレイ」モードの他にも、課題をクリアしながら新しい概念を学んでいく「スクロールクエスト」モードや、プロジェクトをオンラインでシェアできる「ワンダークラウド」の機能があり、初めての子どもでもすぐに楽しめるように工夫されているんです!

「Blockly」プレイ画面

「Blockly(ブロックリー)」は、Scratch風のブロック型プログラミングで、より実践的なプログラミングに近いゲームを楽しむことができます。

色分けされたブロックをドラッグアンドドロップで組み合わせていくので、視覚的にも分かりやすく、簡単な操作でソースコードのような作品を作れちゃいます!

ブロック型プログラミングは非常に人気があるので、一度慣れておくと他のロボットトイやゲームづくりの際にも要領を掴みやすくなるでしょう。

【9歳~】「Swift Playgrounds」で実践的なプログラミングに挑戦

「Swift Playgrounds」でのプログラミングの様子

より本格的なテキストプログラミングをしたいプレイヤーには「Swift Playgrounds」というアプリを使った遊び方があります。

Swift Playgroundsは、Appleが開発している「iOSアプリを作成するためのプログラミング言語であるSwiftを学ぶためのアプリ(※iPadのみ)」です。さまざまなゲームやおもちゃを使ってSwiftを使ったコーディングが学べるように学習プログラムが用意されており、ダッシュくんにも対応しています。

Swiftはアプリ開発にも使われている本格的なプログラミング言語。Swiftでプログラミングができるようになれば、より高度なゲームやロボット制御のプログラミングにステップアップしていくこともできるでしょう。

ダッシュくんの対応デバイス

ダッシュくんは以下のデバイスに対応しています。

対応タブレット

  • iOS 8.1 又はそれ以上
  • Android 4.4.2 又はそれ以上で、Bluetooth 4.0 LE搭載機種
  • Amazon Kindle OS version 4.5.5+

対応スマートフォン

  • iOS 8.1 又はそれ以上
  • Android 4.4.2 又はそれ以上で、Bluetooth 4.0 LE搭載機種

タブレットとスマートフォンの両方に対応とのことですが、「Wonder」や「Blockly」のようなアイコンプログラミングやブロックプログラミングをするのであれば、個人的には、操作性を考えてタブレットを用意することを強くおすすめします。また、「Swift Playgrounds」を使う場合はiPadが必須です

【まとめ】初級から上級まで、幅広い遊び方ができるロボットトイ

プログラミング教材ロボット「ダッシュくん」を紹介しました!いかがでしたか?

ダッシュくんには、基本の本体の他にも「ドットちゃん」「ランチャー」「スケッチキット」など拡張パーツが販売されており、さらに楽しみ方の幅を広げることができます。

豊富なアプリと遊び方があり、「初級から上級まで幅広く楽しめる」飽きずに楽しめる工夫がいっぱい」のロボットといえるのではないでしょうか!

国内では、正規代理店のバランスボディ研究所が販売しています。詳しい情報が気になった方は、バランスボディ研究所HPからも最新の情報をチェックしてみてくださいね!

Wonder Workshop 【国内正規代理店】 プログラミングロボット ダッシュくん Dash Robot

この記事を書いた人

プログラミングとロードバイクをこよなく愛するWebライターです。
剣道4段。

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