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【Sphero SPRK+(スフィロスパークプラス)】の機能を解説!何歳から遊べる?

Sphero SPRK+(スフィロスパークプラス)は、アメリカのスフィロ社が開発したプログラミングロボット教材。同じ専用アプリでプログラミングができるSphero Eduシリーズの中でも「SPRK+」は全米20,000校以上の学校で教材として使われた実績のある人気製品です。

ボール型のシンプルな形状が特徴的で、日本の学校でも活用が始まっているんです。

「どんな種類のプログラミングができる?」「何歳から楽しめる?」

そんな疑問をもちながら、購入を検討される親御さんや教育者の方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、Sphero SPRK+でどんなプログラミングができるのか?どんな遊び方ができるのか?を解説します!

目次

Sphero SPRK+ の概要

Sphero SPRK+ は、スフィロ社製のロボットボール。専用のアプリ「Sphero Edu」をインストールすることで、スマホやタブレットからプログラミングを体験することができます

プログラミングは手書き・ブロック型・テキスト言語の3種類が用意されており、アプリ内で使い分けが可能。内蔵されたモーター、センサ、LEDやスマホのスピーカーを使ったロボット制御を学べます。

Amazonで購入可能。対象年齢は5歳~14歳です

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また、プログラミングを行うためにスマホやタブレットで、以下の環境が必要です。Apple製のスマホやタブレット、GooglePlayを利用できるAndroid、クロームブック、Kidle Fireなど幅広い機器に対応していますね。

  • iOS 9 以降
  • Android 4.4 以降
  • Kidle Fire HD6/8/10
  • Chrome 50 以降
  • MacOS X 10.9.0 以降

※2023/1/5時点。正確な情報は公式HPをご参照ください。

Sphero SPRK+ の3つの特長

Sphero SPRK+ が注目を集める理由とは、どんな点にあるのでしょうか?

ここでは、Sphero SPRK+ の特長を3つのポイントに絞ってご紹介していきます!

ボール型で管理しやすく、安全性も高い

Just add imagination – Introducing SPRK+ | Sphero

Sphero SPRK+ はシンプルな球体形で、傷つきにくい外装に覆われています。密閉型で完全防水のため、机から落ちたり、壁にぶつかったりしても壊れにくいです。また、部品がなくなる心配も少なく、長期的に使いやすいというメリットがあります。

さらに、非接触充電である点も便利です。専用充電器の上に置くだけで充電ができるので、例えば大人数での授業に使う場合にも、日々の管理を楽にできるようになっています。また、ボール本体に剥き出しの電源端子が存在しないので感電に対する安全性も高いです。

球体型であることで、おもちゃとして親しみやすいだけでなく、教材としても使いやすいという大きなメリットがあるのです。

習熟度に合わせた3種類のプログラミング

レベル1:DRAW(ドロー)

Sphero Edu アプリ | Sphero Edu

入門に最適なのが、最も難易度の低い「DRAW」モードです。

DRAWモードでは、画面に線を手書きして、ロボットを動かします。キャンバスに描く線の色と太さが、LEDの色と走る時のスピードを表します。

手書きで線を引くだけなら、小さな子どもだけでもすぐに遊び始めることができそうですね。

レベル2:BLOCKS(ブロックス)

Sphero Edu アプリ | Sphero Edu

よりプログラミングに近い練習には「BLOCKS」モードがおすすめ

命令を表すブロックを画面上に並べることで、プログラムを作ることができます。ブロックをつなげるタイプの「ブロックプログラミング」は「条件分岐」や「繰り返し」など、プログラミングに重要な概念を視覚的に分かりやすく学ぶのに適しています

「スピードの設定」「音楽の再生」「回転」「センサ情報の取り込み」などDRAWモードよりも複雑な要素を使ってロボット制御の醍醐味を楽しめます。

レベル3:TEXT(テキスト)

Sphero Edu アプリ | Sphero Edu

上級者向けの「TEXT」モードでは、実際のアプリ開発やWebサイトの開発にも使われているJavaScriptというプログラミング言語を使い本格的なテキストプログラミングができます

さらに、「BLOCKS」モードと「TEXT」モードは切り替えが可能になっています。ブロックプログラミングで作った自分のコードをJavaScriptに変換し、確認することができるのでステップアップにはもってこい。

子どもにとっても「BLOCKS」モードで自分の作ったコマンドがJavaScriptになって現れる様子は、まるで本物のエンジニアになったかのようで興味が湧いてきそうです。

アイデア次第で使い方が広がる、拡張性

SPRK+ | Sphero Edu

シンプルな形で操作が簡単なうえ、たくさんのギミックを利用してプログラミングができるSphero SPRK+。ロケーション、速度、加速度、方向、スピードなどのさまざまな情報を動きに取り入れることで、単なるSTEM教育に留まらない多種多様な体験を作り出すことができます。

どのような動きを命令するかは子どもや先生の自由です。アイデア次第で、さまざまな学習に使うことができそうですよね。Sphero Edu公式サイトでは、「小学校6年 国語 「やまなし」の情景をSPRK+で表現しよう」」や「小学校5年 算数 「正多角形」など、教科ごとの活用事例がくわしく紹介されています

また、追加のパーツを取り付けて拡張する使い方もできます。

荷台を追加してものを運んだり、スマートフォンを取り付けて動画撮影をしたり、オリジナルのパーツをつけて形を変えたり・・・。防水設計のため、純正アクセサリのヌビーカバー(別売)を装着して、水面を移動させることもできますよ!

【まとめ】不思議な形が好奇心をくすぐる、優れたプログラミング教材

以上、プログラミング学習ロボット「Sphero SPRK+」を紹介しました!いかがでしたか?

難易度別のプログラミングと豊富なギミックで、子どもの好奇心をくすぐりそうなプログラミング教材でしたね!また、管理がしやすい点は教える大人にとっても嬉しいポイント。教材としての使いやすさにすぐれた製品だと思いました。

スフィロ社からは、SPRK+ の他にも「Sphero BOLT」「Sphero mini」など同じアプリで遊べる教材が販売されています。詳しい情報が気になった方は、ぜひSphero Edu ホームページにて最新の情報をチェックしてみてくださいね。

この記事を書いた人

プログラミングとロードバイクをこよなく愛するWebライターです。
剣道4段。

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