「botley(ボットリー)」はアメリカのラーニングリソース社が販売するプログラミングロボット。カードやリモコンを使って命令を作るアンプラグド方式でプログラミングの考え方を学べる、教育おもちゃなんです。
アメリカでは「トイオブザイヤー2019」など複数の賞を受賞していたり、アマゾンジャパンの「Amazon 知育・学習玩具大賞 2018」にも選ばれたりと注目が集まっているんです。
「プログラミングはどこまで学べる?」「遊び方は難しい?」
そんな疑問をもつ親や教育者の皆さんに向けて、本記事では「botley」でどんなプログラミングができるのか?どんな遊び方ができるのか?を解説します!
botley(ボットリー)の基本情報

botleyは、現在基本のアクティビティセットが、参考価格9,900円(税込)で販売されています。amazonでも購入できるので、気になる方はご確認ください。対象年齢は5歳~となっています。
ラーニングリソーシズ トイオブザイヤー2019受賞 幼児向け プログラミングロボット ボットリー アクティビティセット LER2935 正規品
セット内容は以下の通り。別売りの単4電池×5が必要です。
- ボットリーロボット本体 ×1
- リモートプログラマー ×1
- ロボットアーム ×1
- コーディングカード ×40枚
- ボード ×6
- 障害物 : ポール ×8、キューブ ×12、旗 ×2、ゴール ×1、コーン ×2、ボール ×2
- ステッカーシート ×1
基本的なプログラミングは、リモコンを使って「まえ」「みぎ」「ひだり」「うしろ」などの命令をつなげてロボットを走らせるアンプラグド方式。パソコンやタブレットなどの端末なしで遊べます。
付属のアイテムは、迷路を作ったり、ボール運びのアイテムに使ったりします。
botley(ボットリー)で学べるプログラミング
botleyでは、以下の3つの考え方が身につけられるようになっています!
- 順次
- 繰り返し
- 条件分岐
どれもプログラミングの基本となる大切な考え方で、直感的な操作で覚えられるようになっています!
順次

順次とは、たくさんの命令を順番につなげて、一つのプログラムにすること。
botleyのプログラミングは、「カードを並べる」「カードを見ながらリモコンで命令を入力」の2ステップ。並んだカードで視覚的にプログラミングを組めるので、小さな子どもでも理解しやすく、試行錯誤もしやすいです。
ゴールを目指してコードを組み替える作業は、問題から答えを導き出すプログラムを作る過程に似ています。すべてボタン操作で、遊びながら操作を理解できるため、文字の読めない未就学児でもかんたんに遊べますよ。
繰り返し
プログラミングの基本となる2つ目の考え方が「繰り返し」。
効率よくプログラミングするには、例えば「4回左に曲がる」のような繰り返しの動作を「ループ処理」の仕組みで命令する必要があります。
botleyには「ループ」ボタンがあり、ワンタッチで繰り返し処理を体験できます。ボタン操作でプログラミングを行うタイプのおもちゃで、ループ処理をできるものは比較的珍しく、botleyのユニークなポイントといえます。
シンプルな方法で命令を組み立てる作業は、思考力や発想力を育てることにもつながりますね!
条件分岐
プログラミングには、条件によって異なる動作を命令する「if文」という仕組みがあります。
例えば、スマホアプリでいえば「3日間ログインがない場合のみ、ユーザーに通知を送る」といった機能は一般的に、if文を使った条件分岐の機能で作られます。
botleyには障害物を判定する「物体検出」ボタンがあります。この命令を使うことで、「障害物があったらどのように避けて進むか?」をプログラムし、条件分岐の考え方を学べます。
【まとめ】ボタン操作だけでたくさんの考え方が学べるロボットトイ
プログラミング学習ロボット「botley(ボットリー)」を紹介しました!いかがでしたか?
教材メーカーならではの子どもへの優しさと、学習できる内容の豊富さが魅力的なロボットトイでしたね!
botleyについて、さらに詳しい情報が気になった方は、amazon等で最新の情報をチェックしてみてくださいね。
ラーニングリソーシズ トイオブザイヤー2019受賞 幼児向け プログラミングロボット ボットリー アクティビティセット LER2935 正規品